OCVツールパラメータには、[欠陥検出]、[フィルタ]、および[設定]の制御が含まれています。

OCVツールパラメータの[欠陥検出]エリアをクリックすると、[判定条件]と[単位](差分面積の割合、またはピクセル単位の絶対値)の設定画面が表示されます。本欠陥検出処理ではトレーニング済みシンボルと検査画像との画像差分を行い、差分画像の総面積、または、差分画像の最大ブロブ面積の結果をもとに、欠陥検出の判定を行うことができます。また、シンボルのコントラストがトレーニング済みシンボルのコントラストの50%を下回るシンボルは欠陥とみなすこともできます。

総差分面積:差分画像の総面積に対して、設定された判定値以内に収まっているかどうかの判定を行います。
総差分面積判定値:差分画像の面積の判定値を設定します。(範囲:0 ~ 100% もしくは 0 ~ 10000000ピクセル)
最大ブロブ面積:差分画像の最大ブロブの面積に対して、設定された許容差以内に収まっているかどうかの判定を行います。
最大ブロブ面積判定値:差分画像の最大ブロブの面積の判定値を設定します。(範囲:0 ~ 100% もしくは 0 ~ 10000000ピクセル)
最小コントラストの確認:シンボルのコントラストがトレーニング済みシンボルのコントラストの50%を下回るシンボルは欠陥と判定します。
単位:上記の総差分面積、最大ブロブ面積の判定を行う際の許容差の単位を設定します。
[パーセンテージ]:トレーニング時のシンボルの面積を100%としたときの相対値(パーセンテージ)で判定を行います。
[ピクセル]:ピクセル単位の面積値で判定を行います。
OCVツールパラメータの[フィルタ]エリアをクリックすると、[最小シンボルサイズ]と[最小ブロブ面積]の設定画面が表示されます。

最小シンボルサイズ:ブロブがシンボルを構成するために必要な最小ピクセル数を設定できます。(範囲:5 ~ 2147483647)
最小ブロブ面積:差分画像においてノイズ成分として除去したいブロブの面積(ピクセル数)を設定します。シンボルのサイズが大きく変動する場合は、この値を増やしてください。(範囲:0 ~ 20)
OCVツールパラメータの[設定]エリアをクリックすると、[極性]、[単一シンボル]、および[シンボルの自動検索]のコントロール画面が表示されます。
通常、OCVツールはそれ自体でシンボルの極性を検出できますが、検出できない場合は、検出したいシンボルに合わせて極性を設定します。
テンプレートROI内のすべての特徴量を1つのシンボルとしてトレーニングすることもできます。
また、デフォルト設定では、シンボルの位置を自動的にサーチする機能が有効になっています。OCVツールの前に、サーチツールを使用して、位置修正が有効になっている場合は、自動検索を無効にすることで、処理時間を節約することができます。

極性:シンボルの極性を設定します。
[暗い背景の明部]:シンボルが背景に比べて明るい場合に選択します。
[明るい背景の暗部]:シンボルが背景に比べて暗い場合に選択します。
単一シンボル:テンプレートROI内のすべての特徴量を1つのシンボルとしてトレーニングします。
シンボルの自動検索:トレーニング済みシンボルを自動的にサーチします。すでにサーチツールを使用している場合は、自動検索を無効にして処理時間を節約できます。